長野県−諏訪湖周辺、野麦峠周辺 2006/8/16
いざ、信州の林道。日本の中心、七蔵寺林道付近を目指す。 岡谷市街から高尾山線(小野路線)へ入るルートは、 やや分かりにくいが、とりあえず、鳥居平やまびこ公園を目指すと分かる。 ところが、ここは通行禁止のゲートがあった。 公園の西側を通って、塩嶺王城パークラインへ入ると、 ここからの入り口には、ゲートは無かった。

A

パークラインからの林道入り口。小野峠の石碑がある。 ここから、100mも離れてない先に、 展望台入り口(七蔵寺林道)がある。

高尾山林道(小野路線)は、このようにやや草が多いが 走りやすくよく整備された農道という感じ。 でも、あちこち道が分かれていて迷子になりそう。 それぞれ林道に名前があるのだろうか? ガイドブックを見ても良く分からなかった。

林道の終点まで行こうとすると、ほとんどが、土砂崩れに出くわす。

もはやどこが林道だったのか分からないくらい。 地震と大雨、その影響だろうか。 立ち入り禁止の柵があるポイントもある。

迷いそうになるが、このように番号が書いた札があるため、 道しるべになる。
右の8番から上がっていくと、3番になり、さらに、 そこから正面に上がっていける。 このルートが土肌の急坂になっていて、かなり面白い。 オフローダーのためにわざわざ作ったコースのようにも思える。 全くの初心者だと腰が引けるような坂で、かなり楽しめた。 下りで転倒。悔しいので2往復した。
そして、ここは、御柱山と思われる山である。 諏訪湖と岡谷の町が見える。 バイクで林道を走る時、展望の良いポイントに出くわすことはよくあるが、 山の頂上に走って登れるということは稀である。 登山道をバイクで駆け上がるのも楽しいけど、 マナーとしては、良くない。 ここは、ハイキングコースのようにもなっているようだが、 林道のつながりでそのまま登れるようになっていた。 しかも景色は最高。すがすがしい。

B

七蔵寺林道(王城枝垂栗線:おうじょうしだれくりせん) の方に入ると、展望台がある。

ちょっと怖い。手入れしてるのか?と思う。 屈みながら登らないと頭が当たる。 ヘルメット着けたまま上がって助かった。

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そして、セカチューならぬ、ニホチュー。 地味だ。 ちょっとこの石碑は分かりにくくて、うっかり見過ごしそうになった。 また、ここにも、展望台があった。 こちらの林道は、車でも走れる。 ということは、バイクにはやや物足りない林道だった。 若いオフローダー数人と会った。

場所は変わって、野麦峠近く、月夜沢林道へ。 ただ林道のガイドブックをペラペラ見て場所を選んでるのだけど、 諏訪から野麦峠っていう選択は無理があったか。ちょっと遠い。 国道158から分かれると、野麦街道は、なんだか寂しい雰囲気。 暗いトンネルをいくつか抜け、 ポツポツと点在する民家の脇を通ってく。 「あぁ野麦峠」の寂しいイメージと結びつく。 小さな橋を渡ってすぐ左側に入り口がある。
この林道、なかなか良いガレ具合だった。 車では無理だろう。 程よい勾配で、距離もあるので楽しめた。

山々の景色もなかなか。 また走りたいと思える林道だった。

月夜沢林道は、時間とガスの都合で残念ながら、最後まで走らなかった。今度是非改めて行こうと思う。途中、つぎはぎ(失礼)のシェルパ乗りの感じの良い青年と会った。
ここは、旧野麦峠。 バイクで入れそうだったので、登ってみた。
しかし、階段。ハイキングコースのようになっていた。
野麦峠には、資料館みたいな施設や、レストランもあった。 このときは少し日も暮れてきていて、店は閉まっていたが、ロードツーリングでも楽しめそうだった。

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