2006/9/3 静岡県、伊豆半島、天城、西伊豆、河津など

まずは、白田林道、及び奈良本林道、上佐ケ野林道を目指す。
R135を南下。片瀬白田より、天城ハイランドペンション村を目指して白田川沿いに山へと向かっていく。

浄水場の脇に入り口があったけど、通行止めの表記。いきなりかよ。。

工事中でした。

通行止め。残念。

色々探せば、3本の林道のどこかに潜り込めるのかもしれないが、そんなことに時間を割くより、別のポイントを探しにいくことに。

R135に戻り、さらに南へ。河津で県道14号へ、そして、さらに県道115に入る。目指すは大鍋林道、そしてカンス林道、長九郎林道。

この辺り一帯はどこでも見られるワサビ田。

初めて見たんだけど、なんだか日本の風景というか、懐かしい感じがする。

大鍋林道は、ツーリングマップルによると、H17現在通行止めと書いてあるが、通行できた。途中ゲートがあったけど、開いてたので、そのまま入った。難易度は5段階で2くらいだろう。

カンス林道の入り口。ゲートがあり、入れない。

ということは、その先の長九郎林道にも入れないということか、残念。なんだか嫌な予感。伊豆まで来てるのに、ほとんど走れない、ってことか。

県道14号(国道414号)に戻り、北上。
天城峠に至る前に、ループ橋というのがある。
3回転くらい。レインボーブリッジより面白い。
ロードツーリングコースとしても楽しそうだ。

「天城越え」の天城峠を目指す。この周辺からは岩尾本谷林道とその先の天城林道や、滑沢林道がある。

天城トンネル近くに、旧天城街道がある。一応、ダート。日本の道100選に選ばれているだけあって、雰囲気は良い。

旧天城隊道
肝心の本谷林道の方は、いきなり通行止めだった。
R414をもう少し北上すると、左手に滑沢林道。ここが入り口。左側に進む。

ここを右側に進むのが滑沢林道で、先の方に太郎杉という巨木がある。
林道はこんな感じ。距離は2kmくらいか。
ちょっと脇に入る道もあったけど、
さすがにコレは怖い。
太郎杉を過ぎてダートを進むと、行き止まり。
先ほどの碑があったポイントを左に進むと、こちらにもダートがある。こちらは、獣道っぽい感じで、セローにはこちらの方が面白そう。

 

だけど、倒木が邪魔をする。

左側をよじ上って乗り越えようとしたら、、、

逆立ちするセロー。

6,70cmくらいの高さから降りようとしたら、ステップが木の根っこに引っかかって、前転するようにこけた。

痛かった。

パティシエがパテで塗り込んだかのように泥がねっとり。

この辺りはヌルヌルで走りにくい。

押したりしながら進んだけど、汗だくになり、倒木を乗り越えるのも疲れて断念。

国道414を少し北上、湯ケ島で県道59号に入り、西に向かう。途中、入れそうなダートはとりあえず入ってみたが、ワサビ田の作業用の短いダートくらい。1km程度のダートはちらほらとあるが、物足りない感じだった。
猫越林道。ここも通行止め。

さらに県道59を進む。
仁科峠付近の道は、ロードツーリンングにもってこいの爽やかな道。

これまでに走った様々な道路の中でもTOP5に入るくらい気持ち良かった。

景色抜群。
途中、左に、大滝林道入り口終点まで2.8kmとあったが、すぐに通行止めだった。
滝見林道を目指すが、通行止め。

県道59号を南下、住所は宮ケ原あたり。

とにかく消化不良なので入れそうな脇道にはとりあえず入ったが、面白いところもあった。

入り口の目印はコレ。

ガレ場をあがっていく。

ちょっと厳しい。

ダート距離は1kmくらいのピストンである。

1kmも行かないうちに小さなダムが出てきて終点。

そこは天然のプールのようだった。この辺りは、ワサビ田が多いだけあり、清流がとても奇麗。

誰も来そうにないので、思わず素っ裸になって泳いでしまった。気持ちよかった。

シカの角が落ちてた。セローだけに、気になる。
他にも、こんな脇道とか。とりあえず行けるところは行く。
でもほとんど1kmもなく、行き止まり。

そして、滝見林道へ通じるルート。県道59号を走っていると、見つけにくい。

民家の脇。右側にある小屋は、バスの停留所。大城のバス停。

ここを上がっていくと、山に登る舗装路にぶつかるので、右の方に舗装路をひたすら上がっていく。5km以上は舗装路がある。

この案内が目印。

左に行くと、滝見林道。

右に行くと、山びこの里。

たまたま近所のおじさんがいて、どっちに行っても工事で通行止めだと言われたが、とりあえず行ったみた。

まずは、右に進む。

途中、やまびこの里という建物と、誕生の森という案内が出ている。

いかにも、もうすぐ舗装されますというくらいに、奇麗に整備はされている。

土道の林道が2、3km続く。

すると途中から舗装路に。さらに上がっていく。

すると、山の頂上に。

丹野平頂上とある。

ここがなんとも爽快な場所だった。

角度を変えて、
さらに別角度、

さらに、こんな絵も。

360度とは行かないが、270度くらい見渡せる。

こんなに見晴らしの良い場所だった。

これは、ツーリングマップルにも載っていない。

なんとも素晴らしい場所だった。

現在舗装工事中なので、ダートは近いうちに無くなりそう。日曜日だったから通行できたのかもしれない。

そして、先ほどのポイントを左に、滝見林道方面。

1kmくらい走ると、行き止まりに。

ゲートはワイヤーで、左には、柵を蹴破って通り抜けたような跡がある。

こういうことはマナーも悪く、ゲートが強化されるだけなので、止めましょう。

県道59号に戻り、南下。仁科川とぶつかるところに、この看板。

白川林道は通行止めとの表記。

それでもとりあえず、行ってみた。

白川林道は、舗装道路のまま、通行止めに。

途中の脇道にもしつこく入ってはみるが、
こんなのばっかり。

県道59号を走っていると、左側に、こんなものがある。危険、立ち入り禁止、と書いてあるが、なんだろうか。戦時中のものだろうか、気になる。いつか調べたい。

結局、県道59号を、松崎町まで行き、国道136から、県道15号に入り、戻ることにした。途中、県道115号に入り、再び大鍋林道の方に向かう。あわよくばカンス林道、長九郎林道へ入るルートもあるのではと思ったけど、日が暮れてきたので、帰ることにした。

岩壁の上から流れ落ちる滝。

特に名前も書いていないし、観光地でもないみたい。普通に民家の裏庭みたいな感じだった。

見る所はたくさんあるから、このくらいじゃ観光地化しません、っていう伊豆の太っ腹な態度のように思えた。あなどれない。

大鍋林道方向、ゲートは無いが、通行止めの看板。
数キロのダートを走り、戻ってきた。あいかわらず、反対側のゲートも開いたままだった。

というわけで、伊豆の主だった林道はほとんど通行できなかった。遠くまで来た割には少し残念。でも、緑も良いし、海、山、川が楽しめるので、伊豆は良い所だった。

静岡は西部の方が、たくさん林道が紹介されているが、今度はそちらに足を伸ばしてみようかと思う。

 

まとめ

白田林道、奈良本林道、上佐ケ野林道・・・×
大鍋林道○、カンス林道、長九郎林道・・・×
滑沢林道○、岩尾本谷林道×
白川林道×、大滝林道×、猫越林道×、滝見林道△

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