NUSA DUA - ULUWATU アドベンチャー

「ちょっと近くを走りに行こうか?」

答えはもちろんYESだ!

飲みの誘いとバイクの誘いはなるべく断らない主義だ!

今住んでいる所からは15分も走るとオフロードに入れる。

とは言え、オフロード。入って良いのか駄目なのか、地元の人に聞かないと分からないような場所ばかりだ。

こうして誘ってもらうことで、ようやく、ココ走れるんだ〜、と確認。

ローカルの人達にとっては、生活用の道なのだろうけど、なかなかの悪路の連続だ。

気持ちの良さそうな広場を走っている写真だけど、基本的には、シングルトラックの悪路の連続だった。天気が良かったので気持ちよかった。

少し調子が悪そうなのでチェックしてもらっている。
基本的にメカに詳しい人たちばかりで助かる。
リードバルブに問題ありとの診断結果だった。

景色のいいところで一枚。


髪を切りました(笑)


良いねえ。ガレガレ、木の根多数のシングルトラックを抜けると、海の見える丘。

ちょっと日本ではなかなか走れないだろうポイント。
すぐ触れるくらいのところに牛が沢山いる。
向こう側に見える崖の上も走った。

爽やかな写真ばかりで、肝心の悪路の写真は無いのが少し残念。

かなり良い感じのシングルトラックばかりだったのだけど、止まることなくガンガン走っていくので写真は撮っていない。

今回は3人でのツーリングだった。すごく良い人たちだ。

会話は、まだ言いたいことの2割か3割くらいしか通じていないと思うけど、共通の趣味があれば、言葉は無くても分かり合える。

ヒドイ悪路を走りながら、もしかしたら、俺はこうして、この人達と走るために、日本で悪路の練習をしていたのではないだろうかとさえ思った。

きっと普通のフラット林道ツーリングしか知らない人では間違いなく付いて行けずに足手まといになるであろうコースばかり。

言葉も通じず、場所も分からずに山の中で置いてけぼりなんてことにならず、付いて行けるだけのテクニックはあって良かったな、と思った。

オフロードってこういうことだろ!と、この人たちは当たり前のように思っている。

俺に何の遠慮をすることもなく、ほら、楽しいだろ?とガレガレの岩とツルツル滑る木の根の間を抜けて山を駆け上がって行く。

「今日は天気が良かったからいまいちだよ、雨が降ったら最高だぜ!」だって。

「・・・俺は無理だよ・・・4stが欲しい・・・」と言うと、「KLXを買っちゃえよ!」と。

滝のような汗を流しながら、改めてオフロードバイクの楽しさを思い知った。

 

つづく・・・