29th January 2011
チャンピオンと走ろうツアー
バリ島にハスクバーナのショールームがオープンして、そのオープニングイベントとしてオフロードツアーが企画された。
エンデューロ世界選手権で優勝したアントワン・メオがやってきて、一緒に走るという。
いつも私が一緒に走っている連中は皆行けないって・・・
知らない人ばかりかー。でも、やっぱり、行くしかないでしょ。
場所はキンタマーニ。世界の珍名としても知られるんだけど、初めて来た。
いつものように、日本人は俺だけ。
もちろん、ハスクバーナが多いんだけど、フサベルが2台。
KLX250が1台に、150は5台くらい。他には、CR、TSなど。
この手前のがマイKLX。
出発前に記念撮影。走ったのは全部で50台くらいかな。
チャンプはフランス人だけど、他にも欧米人が数人いた。
白人と一緒に走るのは初めてだった。
極上のサンド。どっかで走ったことがあるな、と思ったら富士山だ。
キンタマーニ高原はアグン山という休火山の裾野にあるので、火山灰が共通してる。
気持ち良い。小さいタイヤはハンドル取られやすいけど、アクセルぶん回し。
エクストリームコースとイージーコースに分かれるという。
もちろん俺はエクストリームコースだ。
極上のシングルトラック。難所が2,3箇所あったけどあっさりクリア。
タイヤもまだ新しいし、余裕です♪
途中で雨が降ったけど、すぐ止んだ。
お昼ごはん。
採石場でのチャンピオンのジャンプ
日本なら、こういう場所はもれなく突っ込むお調子者の俺でも、こんなの見せられたらねぇ・・・・
まだまだシングルトラックが続く。
バリ島の山の中で、日本と同じような光景。
日本人は俺だけ。
チャンピオンは基本的に前を走ったり後ろに行ったり。
後ろに回るときは、余裕で皆を抜き去るんだけど、ちゃんと遅い人のフォローをしていた。
ちょっと台数多すぎで渋滞が酷い。
物凄く景色が良いらしいのだけど、残念ながら霧。
どっかで見たような。。。
vor.さんかと思った。。。
チャンピオンは余裕の走り。
この後もまだまだ続くけど、すっかり日が暮れて真っ暗になっちゃった。
トリ目で暗くなると見えにくくなるので、ちょっと参った。
チャンピオンは凄くナイスガイだった。
ローカルの連中より英語は多少できるので、いろいろと話せた。
後半では、後ろからドドドドと凄い音で迫ってきて、道を空けてあげたら、
俺のバイクのキルスイッチをオフにして走り去っていった。
ちょうどすぐ後ろにチャンプが走っていたときに、俺がうっかりミスコースして民家に突入しそうになったら、
ゲラゲラ笑って「コーヒー飲んだ方がいいぜ」だって。
明るくて良い人だった。