2014年4月。トラブルメーカーバンリ | |
今回はバンリという場所。 通ったことくらいは何度かあるのだが、ここをメインの舞台としたイベントは初めて。キンタマーニ高原の近く。 参加台数は400人くらいか。 おそらくオーストラリア人であろう白人の姿も数人見える。 イベントの名前なのか、主催したチーム名なのか、トラブルメーカーバンリと書いてあった。 |
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HONDAがスポンサーとなって、バイクが2台景品として提供された。 グループごとに出発する。 出発ゲートにはマイクを持ったイベント司会者がいて盛り上げる。 白人の参加者もいたせいか、ワールドワイドなイベントであるとでも言いたいのだろうか、今更ながら、日本から来たオフローダーだともてはやされた。。。 |
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いつものようにGopro動画からの抜き出し。 | |
スタート早々渋滞。いつもの如く。 | |
道が空いてくるとこんな感じ。路面はすごく走りやすい。キンタマーニ高原と同じような土質。 | |
道幅が狭いせいで、ちょっとした坂でも、すぐに渋滞となる。 | |
今回のコースは、大半が竹林の中を抜けるシングルトラックだった。 | |
数百台のオフロードバイクが走るので、当然ながら、土を掘って進むことになる。 参加バイクで一番多いのは、KLX150でホイールサイズを大きくしたもの。 その次がKLX150のノーマル、そして、TS125、ハスクバーナ250、KTM、という順番だろうか。もしかしたらハスクバーナの方がTSより多いかも。少数派として、YZなどのモトクロッサーや、フサベルなども。 そして、時々、カブタイプのバイクを改造したバイクが混じる。 これが良くない。 この画像の通り、小さいバイク(タイヤ)はとにかく、詰まって進まない。 |
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季節はまだ雨季だが、この日は朝から晴れ。このあたり、コーヒー畑が多いらしい。 | |
気持ちよくアクセルを開けられる路面。 | |
少し飛ばして、渋滞に嵌る、その繰り返し。 | |
粘土質ではないので、雨も降っていないのでツルツル滑ることはないのだけど、とにかく掘り返された後なので、タイヤが嵌ってしまう。掘れ過ぎてなければ、そんなにハードではない。 | |
少し道幅が狭すぎて、ハンドルが木にぶつからないよう慎重に。 | |
ちょっとした坂でもすぐに渋滞。 ハードなコースはエクストリームコース、たまに男コース、女コース、みたいな呼び分け方をすることもある。ゲロアタックコースとか、そんな下品な名前ではない。 |
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俺は基本的には、ハードな方、エクストリームコースを選択することが多いんだけど、とにかく、こんな感じで、坂道の途中で先が詰まって止まったりすることも多いのが難点。 前に山の少ないタイヤを履いてる奴がいると、ズルズル滑り落ちてくるので要注意だ。 |
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今回は特に渋滞での待ち時間が長くて、コース全体の1/4くらいで、もう昼を過ぎてしまった。 | |
イベントは毎回、地元警察にも届けられており、地元の村人が協力してくれる。 バイクを押したり、鍬で轍を埋めてくれる山の村人たちは、お小遣いをもらっているのだろう。 |
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毎回のことなんだけど、こういう渋滞になるとき、こちらの人はマナーが悪い。皆が我先にと詰め寄ってくる。横からバイクをぶつけんばかりに入ってくるので、必然的に仲間と逸れてしまう。 路面的に、先に通ったもん勝ち、みたいな側面もあるため、のんびりしていると必ず割り込まれる。日本なら喧嘩になりそうな感じ。 普段、こちらの道路を走り慣れていれば、そのマナーの悪さには慣れてしまい、怒る気にはならないのだけど、やはり白人達も同じように感じていたのだろう。彼らも坂の下で待っていることが多かった。外人として、ローカルの人を押しのけて我先に進もうという気にならないので、いつも最後の方を走ることになる。 今回は一緒に走った4人は、2人ずつに分かれてしまった。 テクニックの問題ではなく、マナーの問題なんだけど、先に行けることで上手いのだと勘違いしている人が多い。 |
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この日は午後にスコールとなり、雨が降ったり止んだりの繰り返しとなったが、標高も高いため、びしょ濡れでとても寒かった。ただでさえ渋滞もひどかったから、結局コースの半分も走らずに引き上げた。それでも十分走って満足はしたけど。夕方にはお決まりのセクシーなお姉さんの歌と踊りがあり、景品のくじ引き。何も貰えず。。。
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