その14 完全に壊れました。

 

なんだかんだとやりながら、ツーリングマシンとして、それなりに機能してきたMTX。
改良していこうか、ドナドナしようかと迷っていたのですが、とうとう決定的に壊れました。

それはツーリングの帰り道。ちょっと高速をぶっ飛ばしてしまったので、かなり負担をかけているな、と。
帰りは高速を使わずになるべくゆっくりと思ったら、カカカカ・・・かすかにエンジンから音が・・・
まずい。嫌な予感。しかし、そこは山の中。バイク屋さんは見当たりません。しかも日も暮れてきた。
そして、、、プスン・・・エンスト・・・こんなところで〜!?騙し騙し進むこと1,2km。
ようやく街の明かりが少し見えてきたところでしたが、とうとう逝きました。キックが降りません。。。。。。

さあて・・・

とりあえずは、原因は?

当初より怪しいと疑ってきていたエンジンオイルの循環系

による、不調。腰上だろうと、思っていたのです。

よって、ピストン・シリンダの焼き付き・・・?

それとも・・・

 

さあ開けるか。

ばらしたところで、どうにもならない気もするけどね。

ヘッドのカバーを開けると、その中にシリンダヘッド。

腰上開けるの3台目ですが、結構違うもんだな。

シリンダの固定ナットが中にあるのでちょっと苦労。

はい、出てきました。なんと、焼き付きなし。

シリンダーもピストンも、即交換というほどではない。

写真は汚く見えるけど・・・

部品が無いのですよ。ええ。

最初から機能していなかったATACだって、どうせ部品が無いのだからと知らん顔をしていたのですよ。ええ。

載せ替えが、最も良い方法ですね。ええ。しかしそれすらも、程度の良いのがあるのか?

とりあえず、開けちゃいますかね。ええ・・・

ホイールとかフロントフォークを外したりというのは、必要があるのではないのですが、この際、ついでに色々やろうということです。

とりあえずエンジンを降ろしました。

まあ、ちゃんとした代替のエンジンが来るという前提ですが・・・本当にそんなの来るのか?

ピストン。

とりあえず、原因を探ろうと、クランクケースを・・・と思ったら、やはりコイツで苦戦。最初から苦労したATAC。
サービスマニュアルでも、先ずコレをASSYで取り外してください、とある。

前にTRYして外れなかったんだよなぁ・・・画像でも多少舐めている感じが分かる。。。45度くらい回せるんだけどなぁ・・・

上に引き抜くとあるけど、動かないよ。。

どうせキックも降りないエンジンだ。
躊躇っていてもしょうがない。
ということで、思い切って、エイッ!

ボキ!・・・・やっぱり。

80%くらい確定していたエンジン載せ替えが、90%くらいまで確定的になりました。

少しため息が出たが、クランクケースカバーが外れた。

続く予定だったのだが、諸事情により、ドナドナ・・・となりました

 

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