KLX150Sをフルサイズ化させる_2
近所のバイク仲間のベンケル(修理屋)に持ち込みました。
一応、店主もオフローダーで、フルサイズ化は何度も経験があるという店です。
ただスポークの組み付けは、別のお店に持ち込みます。
前にエクセルリムに交換したときと同じところで、スポークの組付け、バランス取りが丁寧な仕事で信頼できる店です。
バラしたところで、フルサイズ化の肝である、スイングアームを比較してみます。
まず、チェーンガード(スリッパー)を取り付けるための上下3つの穴が開いてませんでした。ゴムのポッチは取り外すことにしました。
サイドにも穴はなく、後からドリルでネジ穴を作って、適当なボルトで固定することに。。。
後部ですが、アジャスタの形状が違うので、アクスルシャフトの長さが余ってしまうことに。。。
そして、上部のチェーンガードの取り付けもできませんでした。。。下のはちゃんと取り付けられますけど。
もうこの時点で万人にお勧めできる話ではなくなっています。。
スイングアームのシャフトスリーブ、ベアリングを取り外す
ベアリングは、再利用しましたが、購入したほうが気分的には良いですね。
打ち込みは、ソケットレンチ。。。もちろん、抜くときもプーラーなんて使わず、Tレンチ当ててハンマー。。。
いや、俺もそうしてたけど。。。これがバイク屋の仕事とは思えないんですが。
ここは日本ではありませんので。
グリースを塗ってくれました。
実は、こんなベーシックなことに凄く感動してしまった。
これまでバイク屋でタイヤ交換やチューブ交換など何回もやったけど、アクスルシャフト等にグリスを塗っているのを見たことがなかったので、
インドネシアのバイク屋にはグリス自体が無いんじゃないかと思っていたのです。
ついでにリンクもバラしてグリスアップ。
ちょっとグリスが真っ黒で汚い感じがしたのだけど。。。贅沢は言うまい。
そしてアームを組み付けようとしたら、、、
ビックリする出来事が。穴が微妙に小さくてシャフトが入らないんだそうです。
ドリルで少し穴を広げてました。。。
これは、KLX専用のラージホイール化キットなんですけど。。。
まあ、途上国のパーツなんて、所詮こんなもんです。。。
さらに、リンク取り付け部には、アルミパイプを切ってスペーサーを。。。サイズが違うのです。
いや、これKLX150の為のラージホイールキットでしょ。。。
売れている数は100-200個じゃないはず。改善しろよ、と。。。
言ってもしょうがないです。
そして、今度はリアのシャフト用に、スペーサーを作り出しました。。。
こういうことです。左右に取り付け。
シャフト自体を短く加工する人も結構いるらしいです。
このアジャスト用のボルトは付属していませんでした。適当にその辺に落ちていたのを。。。
チェーンガイド取り付けには穴を開けて、その辺に落ちていたボルトで固定しました。
そして、こうなりました。
乗った感じは確かに乗りやすいです。でも、
最初から分かっていたことですが、スタンドは5cmくらい長くしたいところ。
作って一緒に売ればいいのに。。。ないのです。そのうち販売されるのかもしれないけど。
知らなかったのが、思い切り荷重をかけると、純正マフラーじゃ干渉します。
たぶん、タイヤは何を使っても当たりそう。マフラー交換が必要。。。今回はこれが一番ショックだった。。。がっかりしました。。。